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来年IFRSが強制適用される韓国、4社に1社が「準備まだ」 2010年3月18日

朝鮮日報記事より。

韓国では来年から、上場企業と金融機関に国際財務報告基準(IFRS)の導入が義務付けられる。こうした中、対象企業の4社に1社が新基準導入に向けた準備に全く着手していない実態が金融監督院の調べで16日、明らかになった。

 同院はこのほど、IFRSの適用が義務付けられる1925社を対象にアンケート調査を実施した。それによると、回答があった1190社のうち24.9%が「IFRS導入に向けた準備作業に着手していない」と答えた。「着手していない」と答えた企業の68.3%は、資産1000億ウォン(約80億円)未満の中小企業だった。

 IFRSは上場企業と金融機関に優先適用される。対象企業は昨年末現在で、上場企業(金融機関を除く)が1672社、金融機関(非上場会社を含む)が253社となっている。

同院によると、IFRSの導入作業に着手した企業の比率は、09年1月の調査時点の26.5%よりは大きく上場した。また、まだ準備作業に入っていない企業の93.9%が、今年上期中に準備を始めると回答したという。一方、準備作業に着手していない理由については、「業界他社の導入時期に配慮したから」が47.6%と最も多く、「短期で準備が可能だから」が22.0%、「経営陣の意思決定が遅れているから」が15.9%だった。

 同院の調査によると、IFRS導入に向けたシステム構築には、一般企業で4.2-12.7カ月、金融機関で6.9-17.3カ月かかるという。連結決算を作成しなければならない企業の場合は、さらに2-6カ月の準備期間が余計に必要となる。

日本でも、IFRSの大企業と中小企業の一律適用には現実的には無理がありそうですが、どうなるでしょうか?
韓国の状況は、日本の内部統制(J-SOX)の適用時と似たような印象です。
J-SOXでは、業務プロセスの文書化やリスクの洗い出しが相当必要と言われ続け、大企業では随分前から人も金もかけて準備を進めていましたが、中小企業は最後までほとんど手付かずで、結果、最後には制度の方がなし崩し的に実質緩和されてしまいました。
IFRSでも先に着手した企業が割りを食わないような配慮は必要と思います。

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