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原則主義(プリンシプル・ベース)

原則主義(プリンシプル・ベース)

これまでの日本の会計基準のように詳細な規定を設ける細則主義(ルール・ベース)とは対照的に、IFRSは、原理原則を明確にし、例外を認めないという原則主義に基づいて会計基準を設定している。原則主義により、会計処理の判断のための重要性の数値基準といった具体的な判断基準や処理方法はあまり示されなくなるが、IFRSで定める会計原則に従い,企業自らが会計基準採用の妥当性を判断し、説明する必要(具体的には財務諸表開示の注記事項として)が生ずる。

細則主義(ルール・ベース)では、一律の会計処理・開示がもたらされる一方で、細則主義の定義から漏れるような解釈を悪用し、会計基準の趣旨を骨抜きにしかねない巧妙な会計基準逃れが行われることが常に懸念されてきた背景がある。

これに対して、原則主義では、あくまで原理原則を示すという方針が貫かれ、個別・具体的な問題については、企業ごと、事例ごとに判断させ、その適否は監査人の専門的な判断に委ねるという方式が採用されている。また、IFRSでは原則主義の下に、解釈指針の公表も限定的で、詳細な解釈指針を定めない方針を採用している。

原則の基礎として、IFRSでは「概念フレームワーク」を示している。概念フレームワークは,会計に関連する基本事項を示したもので、財務諸表の目的,資産・負債・費用・収益に関する定義,認識要件・測定概念などを体系的に整理している。

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