- 2010-06-03 (木) 18:48
- 010_IFRS_TOPICS
IASBとFASBは6月3日、IFRSと米国会計基準とのコンバージェンス作業について共同声明を発表し、緊急性の高いコンバージェンスプロジェクトについては2011年6月を期限として完了させるが、いくつかのプロジェクトについては2011年後半に延長するとした。
共同声明の意図は、メジャーなコンバージェンスプロジェクトを優先し、それらのプロジェクトと問題に焦点を絞ることであるとし、
IFRSと米国会計基準との基準間で、大きな影響を与える改善が徐々にもたらされると信じるとしている。
また、本共同声明に先立ち、IASBとFASBはG20向けに同様の趣旨のレターを送付している。
2011年6月という期限は、これまでのG20会合で何度も提起されてきており、米国(米国SEC)がIFRSをアドプションするかどうかを判断する上で特に重要視されてきた。米国SECでは2011年中にIFRSをアドプションするか判断するとしているが、本共同声明を受けて、SECがどのように応対していくか注目される。また、日本基準とIFRSとのコンバージェンス作業にも影響を与えることは避けられないと考えられる。
FASBの発表:
Joint statement by the IASB and the FASB on their convergence work
IASBの発表:
IASB and FASB issue statement on their convergence work
IASBとFASBによるG20宛てレターの内容はこちらから
関連:本共同声明を受けたSECのプレスリリース(SECシャピロ委員長の声明)
Chairman Schapiro Statement on FASB-IASB Decision to Modify Timing of Certain Convergence Projects
関連:
UPDATE 2-Accounting rule makers to alter convergence plan ロイター
関連:
国際会計基準と米基準共通化 完了11年後半に延期 日本経済新聞
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